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展覧会図録

「明治150年記念 華ひらく皇室文化−明治宮廷を彩る技と美−」
小松大秀(監修) 華ひらく皇室文化展実行委員会(企画)

展覧会図録「明治150年記念 華ひらく皇室文化−明治宮廷を彩る技と美−」
内容

 彬子女王殿下の書き下ろし論文「明治宮廷の華―女性皇族の衣装の変遷と三笠宮妃殿下の昔語り―」を巻頭に収録!

 皇室を舞台に華ひらいた明治の西欧化と日本美の饗宴。
 明治天皇が愛した美術品や昭憲皇太后をはじめとする女性皇族の華やかなドレス、明治宮廷を彩った調度品や帝室技芸員による超絶技巧の作品、皇室の引き出物として明治以降定着したボンボニエール(菓子入れ)など、伝統的文化を庇護しつつ日本の西欧化を牽引した、明治期の皇室ゆかりの品々を、重要文化財10点も含め350余点掲載。
 皇室が愛した日本最高の美術工芸品の数々が、この一冊に集約されています!

目次

明治宮廷の華―女性皇族の衣装の変遷と三笠宮妃殿下の昔語り(彬子女王)
明治の「文化力」―皇室の愛でた美術工芸品(小松大秀)
第一章 プロローグ 明治宮廷前史 コラム 「皇室と学習院」
第二章 明治宮廷の胎動 巡幸と若き天皇・皇后の事績 コラム 「明治天皇の日常」
第三章 鹿鳴館の時代と明治宮殿 コラム 「煌めく小匣―皇室の饗宴とボンボニエール」
第四章 明治宮廷を彩る技と美 コラム 「帝室技芸員と住友春翠」
第五章 エピローグ 明治の終わりと大正の息吹

価格 2,500円(消費税込)

各展覧会場売店で販売しております。

展覧会限定グッズ

オリジナル絵ハガキ
それぞれ 108円(税込)

鶴亀形ボンボニエール
明治27年(1894)3月9日 明治天皇大婚祝宴
個人蔵
鶴亀形ボンボニエール
明治宮殿 千種之間
明治宮殿 千種之間
重要文化財「舞妓」(部分) 黒田清輝
明治26年(1893) 東京国立博物館蔵
重要文化財「舞妓」(部分) 黒田清輝
明治宮殿 正殿
明治宮殿 正殿
ワイングラス 松浦玉圃作
明治23年(1890)以降 個人蔵
ワイングラス 松浦玉圃作
重要文化財「湖畔」(部分) 黒田清輝
明治30年(1897) 東京国立博物館蔵
重要文化財「湖畔」(部分) 黒田清輝
菊御紋蝶松唐草文七宝花瓶(部分)
並河靖之
明治 明治天皇遺品 御寺 泉涌寺蔵
菊御紋蝶松唐草文七宝花瓶(部分) 並河靖之
鹿鳴館夜会招待状・メニュー
明治16年(1883)/明治19年(1886) 学習院大学史料館蔵
鹿鳴館夜会招待状・メニュー
「明治宮殿千種の間 天井画下絵」
紅芍薬/山吹(いずれも部分) 柴田是真
明治19年(1886) 東京藝術大学蔵
「明治宮殿千種の間 天井画下絵」紅芍薬/山吹(いずれも部分) 柴田是真
正餐用食器・銀器 有栖川宮家所用
明治20年(1887)頃 上野の森美術館保管
正餐用食器・銀器 有栖川宮家所用
菊花形藤花図壷 初代 宮川香山
明治39年(1906) 泉屋博古館分館蔵
菊花形藤花図壷 初代 宮川香山
色絵草花文紅茶茶碗セット
七代錦光山宗兵衛作
明治 個人蔵
色絵草花文紅茶茶碗セット 七代錦光山宗兵衛作
ボンボニエール
明治-平成 学習院大学史料館・個人蔵
ボンボニエール
色絵金彩花鳥文エッグスタンド(表・裏) 幹山伝七
明治6?22年(1873-89) 個人蔵
色絵金彩花鳥文エッグスタンド(表・裏) 幹山伝七
正餐用食器・銀器 有栖川宮家所用
明治20年(1887)頃 上野の森美術館保管
正餐用食器・銀器 有栖川宮家所用

オリジナルクリアファイル
それぞれ 378円(税込)

「明治宮殿千種の間 天井画下絵」
鉄砲百合 野百合/紅芍薬/山吹 柴田是真
明治19年(1886) 東京藝術大学蔵
「明治宮殿千種の間 天井画下絵」 鉄砲百合 野百合/紅芍薬/山吹 柴田是真
正餐用食器・銀器 有栖川宮家所用
明治20年(1887)頃 上野の森美術館保管
正餐用食器・銀器 有栖川宮家所用
重要文化財「湖畔」(部分) 黒田清輝
明治30年(1897) 東京国立博物館蔵
重要文化財「湖畔」(部分) 黒田清輝
月花図七宝皿 濤川惣助
明治32年(1899) 安藤七宝店蔵
明治宮殿 正殿

七宝ボンボニエール
―明治宮殿 千種の間 天井画デザイン-

七宝ボンボニエール―明治宮殿 千種の間 天井画デザイン-

 ボンボニエールとは、皇室・宮家などのご慶事や饗宴の際に配られる、引出物としての意匠を凝らした銀製の菓子器です。
 ヨーロッパでは祝い事の際に砂糖菓子(bonbon)が配られ、容器をボンボニエール(Bonbonniére)と呼ぶことから、日本でもその名称が使われるようになりました。
 現代の皇室においても、このボンボニエールを祝宴の引出物とする習慣は続いています。
 「華ひらく皇室文化展」を記念して、明治宮殿千種の間の天井画(柴田是真筆)をモチーフに宮内庁御用達の老舗 安藤七宝店にて限定製作していただきました。
 図柄は桜と菊の2種類です。

 桜・菊ともにそれぞれ価格54,000円(消費税込)
 展覧会各会場売店で販売いたしております。
 別途ご希望の方は、展覧会事務局(TEL 052-259-1362 CBCテレビ事業部内)までご連絡下さい。

【限定コレクション】東京藝術大学大学美術館 監修作品

ノリタケボーンチャイナ製プレート
―明治宮殿 千種之間 天井画下絵-

 「明治宮殿」は、明治21年に竣工し、昭和20年に戦火で焼失するまで皇居宮殿として用いられた建築です。数ある広間の中でも千種之間と呼ばれた広間の格天井には金地の花丸文の綴(つづれ)織がはめ込まれ、その美麗な迫力については多くの文献で絶賛されています。

 千種之間の格天井に配された綴織を製作するための下絵として、日本の四季を彩る植物たちが柴田是真により描かれました。(この展覧会の秋田・京都展で出品)
 この下絵は綴織天井画と原寸、約1メートル四方の大きさで、現在、東京藝術大学大学美術館に所蔵され、是真の大胆かつ計算された構図で円形の画面に配置され、勢いよく描かれたその筆遣いも鮮やかです。

 数多く所蔵される下絵の数々から今回は、春の「桜」、夏の「百合」、秋の「桔梗」、冬の「水仙」、4つのモチーフを選び、ノリタケボーンチャイナ製プレートの上に細部にわたるまで忠実に再現しました。ボーンチャイナの温かみのある生地に四季それぞれのモチーフの美しさが際立つ逸品です。

 また、絵皿を支える額にもこだわり、輪島塗の伝統技法で仕上げた漆工芸品を配しました。漆の滑らかな質感がさらに上質感を引き立て、和室にはもちろん、モダンリビングにも映える仕上がりとなっています。

春の訪れを告げる「桜花」
春の訪れを告げる「桜花」
気品湛える夏の花「早百合・鹿子百合・姫百合」(本展秋田会場に出品)
気品湛える夏の花「早百合・鹿子百合・姫百合」 | 本展秋田会場に出品
秋の野辺に清らかに咲く「桔梗」(本展秋田会場に出品)
秋の野辺に清らかに咲く「桔梗」 | 本展秋田会場に出品
冬にあって清楚な姿と香りの「水仙」(本展秋田会場に出品)
冬にあって清楚な姿と香りの「水仙」 | 本展秋田会場に出品
陶額 春「桜花」、夏「早百合・鹿子百合・姫百合」、夏「桔梗」、冬「水仙」
いずれも、プレートサイズ:約27cm、額サイズ:38×38cm、素材〔額〕輪島塗漆器、〔プレート〕ボーンチャイナ
それぞれ 108,000円(税込)

 四季それぞれの彩りを映したプレートを4枚すべて組み合わせた「プレートセット」もご用意しました。絵皿として飾っていただき、季節の彩りをリビングに添えていただくのはもちろん、季節感溢れるパーティの主役として、ショープレートやパーティプレートとしてお使いいただくこともできるセットです。

春の訪れを告げる「桜花」
春の訪れを告げる「桜花」
プレートセット セット内容:27cmプレート4枚(絵替わり) 素材:ボーンチャイナ 216,000円(税込)
近代工芸家のさきがけ 柴田是真

 明治宮殿 千種之間 天井画下絵を描いた柴田是真(1807~1891)は、幕末から明治時代に活躍した漆工家であり画家で、蒔絵・漆絵・絵画など多くの作品を残しました。明治維新後は明治政府に重用され、鋭い観察眼に支えられた卓越した造形力によって生み出された作品は、海外でも高い人気を誇っています。

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